こんにちは。
自分ではきちんと音程を取っているつもりでも実際は合っていないというのはよくあることですね。
思ったとおりの音程が出せないのは、音程を作り出す器官である声帯をコントロールできていないということです。
もしくは、音感があまり良くないために、そもそもの正しい音程が理解できていないせいかもしれません。
声帯を思うようにコントロールできない理由の一つは、ボイストレーニング、つまり呼吸や発声です。 腹式呼吸ができていないと、肩や胸に力を入れて無理に声を出そうとしてしまいます。
筋肉は余計な力が入っていると、上手く動かせないようになっています。
腕の力を抜いて、手首をブラブラ振ってみて下さい。
力が抜けていれば、手首はスムーズにグニャグニャと動くはずです。
次に腕全体に力を入れて、手を振ってみて下さい。
手首はギクシャクした動きになると思います。
このグニャグニャの感覚が歌う際に大事なことなんです。
ノドをリラックス状態に保つことができれば、コントロールしやすくなります。
音程感覚を磨くことも大事なことです。
日頃から自分の歌を録音して客観的に聴く習慣をつけるようにして下さい。
自分の考えている音と実際に出ている音を比べてみましょう。
それから耳の感度をよくすることは、音楽家にとってはとっても大切なことです。
ですから音楽をたくさん聴いて下さい。
ただ漠然と聴くだけではなく、どんなメロディーをどんな歌い回しでうたっているか、どんな楽器がどんなフレーズを弾いているか、
そして全体としてどう聴こえるかをじっくり聴いてみましょう。
今まで聴こえなかったサウンドが聴こえてくるようになれば、耳が良くなっている証拠です。
がんばってくださいね!
>> 正しいピッチ・音程をマスターするには