こんにちは。
人前で歌ったり、何かをしゃべったりするとき、誰でも多かれ少なかれ緊張するものです。
緊張には良い緊張と悪い緊張があります。
適度な緊張は、集中力を高めますし、良い結果を生み出します。
緊張しすぎると、必要以上に力が入ってしまい、歌に最も大事なリラックス状態を保つことができません。
最悪の場合、頭の中が真っ白になってしまい、曲や歌詞を忘れてしまうかもしれません。
メンタル(精神)を鍛えるには、場数を踏んで慣れるしかありませんが、ちょっとした気持ちの持ち方で緊張を和らげることはできます。
アガる人の原因を考えみます。
・上手くできるか心配
誰だって失敗はしたくありません。失敗したらどうしよう・・・と考えてばかりいては、良いパフォーマンスができるわけがありません。
練習以上のことはできません。練習と同じこともできないと考えましょう。
練習の80%が出せればOK!と考えれば、多少の失敗は怖くありませんよ。
何も考えずにステージにあがりましょう。本番直前まで楽屋でバカ話をするくらいの余裕を持ちましょう。
・急に自信がなくなる
他の人の演奏を聴いたり、練習の時の失敗が頭をよぎると急に不安になったりします。
意識しないのが一番ですが、どうしても気になってしまいます。
そんなときは、自分に暗示をかけるのが効果的です。「自分はスーパースターなんだ」と思い込むのです。
プロのコンサート会場を思い浮かべて、ステージ上でスポットライトを浴びているアーティストの気持ちになってみましょう。
・単なる練習不足
練習のとき最後まで上手くできなかったことがあると、心配は消えません。
練習で出来なかったことは、本番ではやらない、というのが基本です。
練習では、絶対に間違えようのないことを完璧にできるようにしましょう。
それでも本番で失敗はするものです。
100%のステージにしたいなら、練習では120%できるようにすることです。
・自意識過剰
失敗したら笑われるんじゃないかとか、自分はすごく期待されている、とか考える人がいます。
逆の立場で考えてみてください。
あなたが誰かのステージでの失敗を覚えていますか?
せいぜいその瞬間「あっ失敗したな」と思うくらいですよね。
数分もすれば忘れてしまうでしょう。他人に対する意識なんてそんなものです。
良ければ覚えている、悪ければ忘れる。それが普通の人の感覚ですよ。
他にもありますが、大方このような感じでしょうか。
ストレッチや深呼吸などももちろん効果的です。
仲間がいれば、リラックスできる雰囲気作りを協力して作るのもいいですね。
なんにせよ、失敗を楽しむくらいの心の余裕を持つことです。
失敗がなければ成長はありませんからね。
多くのお金・人が動くプロの場合は失敗は許されませんが、アマチュアなら許されます。
どんどん失敗して恥をかきましょう!大事なのは2度と同じ失敗をしないことです。
>> 自宅で学べるオンラインボーカルレッスン