こんにちは。
鼻炎の程度にもよりますが、日常生活に支障がなければ問題はないでしょうし、気になるようであれば、専門医の診察を受けることをお勧めします。
歌への影響ですが、録音をして「いい声」に聞こえない原因を考える必要があります。
自分のイメージする声でない原因が、鼻炎ではなく、呼吸や発声、共鳴などが正しくできていないことも考えられるからです。
確かに鼻炎であると、抜けの悪いコモった声になりがちです。ですが、そもそも歌に必要な発声ができていなければ、イメージする声にはなりません。多少鼻にかかっていても、きちんと声が出ていれば、良い声にすることは可能だと思います。
歌のうまさ、声の良さに決まりはありません。鼻にかかった声がかえって個性になる場合もあります。
歌を上手にうたうには、スポーツと同じように、正しい筋肉の動きを覚え、コントロールの精度を高めていくしかありません。
お友達がうまいと言ってくれても、自分で納得できないのは、ご自分の「耳」がお友達よりも良いということでしょう。お友達の耳よりもあなたの耳のほうが「合格ライン」が高いのです。
ですが、これは良いことです。耳が良くなればなるほど、合格ラインは高くなり、自分の声や歌に納得が出来なくなっていくはずです。そしてそれが上達・進歩につながるのです。
合格ラインを上げるには、音楽の経験値を上げるしかありません。この努力なしには成長はないのです。
他人が聴いたら不快なんじゃないか、と考える必要はありません。聴く人のことを考えるのは大事なことですが、ネガティブすぎるのは良くありません。不快だとしたら、それは鼻声ではなく、歌唱技術や歌の内容だと考え、レベルアップを目指すほうがいいですね。
冒頭でも言いましたが、あまり気になるようであれば、精神衛生的にも良くないので、医師に診てもらって下さい。そうでなければ、自分の声の個性として受け止めて、技術の鍛錬に励まれると良いでしょう。がんばってくださいね!
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