こんにちは。
せっかく気持ちよく歌っていても、サビでうまく歌えないと楽しくありませんよね。
1曲を通して歌い切れるようになると、歌の楽しさは倍増します。
歌い切れないのには原因があります。
まずは、自分の出せる音域を把握し、歌う曲の音域をチェックことをお勧めします。歌いたい曲が、必ずしも自分が歌える曲とは限りませんからね。
低い音と高い音の限界を見つけて下さい。無理に出すのではなく自然に楽に出せる音です。声にならない低い音や喉を締め付けて出すような高音は歌に使える音域ではありません。もし歌のレッスンやトレーニングをしたことがなければ、広くて1オクターブくらいのはずです。(これは普通ですから、ガッカリしないで下さいね)
次に歌いたい曲の譜面を用意して、曲の最低音と最高音をチェックして下さい。(譜面は、歌本などを探せば見つかるでしょう。ネットでも検索すると見つかることがあります)
最近のJポップは音域が広い曲が多いです。狭くてもオクターブ+4度。広いと2オクターブほどの曲もあります。
ですから、1曲を通して歌い切れなくて当然なのです。
使える音域を広げるトレーニングをするのが1番ですが、すぐの効果がある方法としては、とにかく音域の狭い曲を選ぶことです。仮に広くても、例えば一瞬だけ高くなるような曲なら、その部分だけ裏声などで乗り切ることも可能です。逆に同じ最高音でも、その付近でずっと動くメロディーだときついでしょう。メロディーを分析して、出来るだけ歌いやすい曲を選ぶことが何より大事です。
そしてキーを自分の音域に合わせます。
カラオケはキーチェンジが必ずできますから、原曲のままではなく、自分が使えるベストのキーに合わせて下さい。自分の最低音と最高音がなるべく収まるように調節しましょう。半音変えるだけでも楽になったりしますよ。(曲の途中でキーを変えるのは無しですよ!)
どうしても自分の音域に納まらないこともあると思います。そのときはサビなど、曲の目立つ部分に合わせると良い結果が得られるはずです。当然Aメロなど低い部分が歌いにくくなりますが、サビの高音部で苦しくなるよりは、トータルとして歌いやすいですし、聴きやすいです。
上に書いたことは、あくまで基本というか、応急処置です。歌いたい曲を気持ちよく歌えるように頑張ってトレーニングをすることが根本的な解決になりますよ!がんばってくださいね!
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