こんにちは。
同じ歌なのに、アカペラとカラオケでは歌いやすさが変わってしまうのはよくあることです。アカペラが歌いやすい人もいれば、カラオケがないと歌えない人もいます。
実際の歌を聴いていないので想像になりますが、原因は以下が考えられます。
1.そもそもアカペラの音程が合っていない。
アカペラだと、たとえ音程が合っていなくても気にならない場合がありますが、カラオケと一緒だと音が外れると不協和音になるので、外れているのがはっきりしてしまいます。
歌っている本人は、外していることに気づかないことも多いです。録音をして客観的にチェックしてみたり、耳の良い第三者に聴いてもらうと良いでしょう。
2.モニターバランスが悪い
アカペラだと自分の声だけに集中して聴けますが、カラオケの音量が大きすぎたり、逆にマイクの音量が大きすぎたりすると正確な音程を取るのが難しくなります。カラオケに合わせて歌うときに、カラオケを聴かずに自分の声ばかり聴いてしまうと、やはり外れやすくなります。カラオケと歌のアンサンブルを聴きながら歌えば、ピッチもリズムも外れることは少なくなるでしょう。
自分で正しい音程が取れているつもりでも、実は外れていたということはよくあります。正しい音程を取るためには、音感を磨くこと、声帯を瞬時に正確に動かせる筋力があること、適切なモニター環境にあることが大事です。もちろん正しい呼吸や発声が出来ていることも重要です。
がんばってくださいね!
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