歌がうまい!と言われるための究極奥義<その6>発音

意外と見落とされていることですが、
歌がうまく聴こえない理由に「発音の悪さ」があります。

<奥義その6 発音を極める>

歌は楽器と違い、歌詞があります。 楽器はメロディーと音色で音楽を表現しますが、歌の場合はさらに歌詞という要素が加わってきます。

ところが、アマチュアの方の歌を聴いていると、音程や声質、高い声が出るかなどは気にしている方が多いのですが、発音についてはあまり注意していないように感じます。

歌には歌詞の内容を伝えるという大きな役目があるにも関わらず、あまり意識されないのです。実はプロとアマチュアの歌には、この発音の差がとても大きいのです。

発音が良くなると歌はぐんと引き締まり、前に出てきます。

<ポイント1>口を大きく開ける

かつぜつが悪いと、歌は引っ込んだ感じに聞こえてしまいます。いくら声量があっても、モゴモゴと歌っていると前に出てきません。

前に出てくるというのは、カラオケのアンサンブルの中で埋もれずにはっきり聞こえることです。歌が前に立ってくると音量を上げなくてもはっきり聞こえます。プロのCDと自分の歌を聞き比べてみましょう。

かつぜつを良くする基本は、口を大きく開けて歌うことです。多くのアマチュアは口をあまり開けていません。

<ポイント2>母音をはっきり

母音をはっきり発音することも大事です。正しい母音を出すための口の形は決まっています。アイウエオの違いをはっきり出すようにしましょう。オーバーにやるくらいでちょうどいいですよ。

特に「ア」と「ウ」と「オ」、「イ」と「エ」はいい加減になりがちなので注意!アナウンサーや役者さんがやるような発音練習も効果的ですね。

<ポイント3>歌詞を覚える

かつぜつを良くするのに意外と効果的なのが、歌詞の暗記です。歌詞カードを目で追っていると、どうしても発声が遅れます。発声が遅れると、発音が悪くなることがあります。

目から入った情報が脳を通って口まで届くまでに時間差があるからです。微妙な遅れですが、この遅れが声を引っ込めてしまう原因なのです。また、歌詞カードを見ていると目線が下がりますから、声の通りが悪くなります。

歌詞を読んでしまうと、感情が込めにくくなるのも良くありませんからね。政治家のスピーチなどを見るとよくわかりますが、原稿を読んでいるだけのスピーチは、イマイチ伝わってきませんよね。

多少たどたどしくても、 自分の言葉でしゃべっている人のほうがしっかり伝わってきます。歌詞も同じで、自分の中の言葉にしてしまうことが必要なのです。

歌詞を覚えてしまえば、時間差はなくなりますし、目線が高く歌えるので、歌が前に出てきます。もちろん歌詞を忘れないか心配でウワの空になってしまうのは良くないので、歌詞カードを置いてもいいのですが、あくまで確認用にしておきましょう。

<ポイント4>伝えるという気持ち

ライブであろうとカラオケであろうと、人に聴かせるということは、「伝える」ということです。
歌詞の内容をしっかり届けよう!という気持ちがとても大切です。

プロとアマチュアの差はそこです。プロは伝えることが仕事ですからね。カラオケボックスでも、東京ドームで歌っているとイメージして、外野の最上段の客席の人までしっかり届けるような気持ちで歌うことを心がけましょう!そうすれば自然と発音は良くなってきますよ!

今回は以上です。お疲れ様でした。

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