オーディション応募の心得

 

その3 写真の撮り方

写真も自分を知ってもらう大事な資料です。プロのカメラマンに撮ってもらう必要はありませんが、できるだけ自分をアピールできるものを送りましょう。

1.写真の種類

写真の目的は、その人の外見をチェックすることです。アーティストはビジュアルも大事な要素ですから、就職やアルバイトの履歴書に貼る写真とは意味が違います。

特に指定がなければ、上半身と全身写真を送ります。

横顔やぼやけた感じのイメージ写真もセンスを知ってもらうのにいいですが、それだけだと判断ができないので、必ず顔とスタイルがよく分かるものと一緒に送りましょう。

洋服のセンスも大事です。自分らしい一番のお気に入りの服で撮りましょう。
何も芸能人ぽくする着飾る必要はありません。自分らしさが出ていればOKです。

バンドやユニットで複数メンバーがいる場合は、集合写真とそれぞれの写真をつけておきましょう。


2.撮影場所

アーティストとして売り込むわけですから、自分をもっとも良く見せることができるかがポイントです。

撮影場所は、晴れた昼間の屋外が理想です。基本的にカメラは光の量が多いほうがキレイに撮れます。部屋の中だとどうしても光が少ないのでキレイに取れません。一眼レフカメラで調整すればキレイに撮れますが、普通のカメラだとかなり難しいです。

街頭にある証明写真BOXは顔が暗く怖くなりがちなので避けたほうがいいでしょう。


3.撮影方法

キレイに撮るコツは光をうまく使うことです。屋外で撮る時は、太陽の位置に注意しましょう。太陽が被写体の正面に来る順光、後ろに来る逆光、そして横に来るサイド光があります。

基本は順光が無難ですが、逆光やサイド光も雰囲気のいい写真になります。その際はフラッシュを使ったり、白い下敷きを使ってレフ板代わりして反射させて顔を明るくするのがコツです。

部屋で撮る場合は、電気をなるべくたくさんつけて明るくしましょう。クリップライトのようなものがあれば顔の近くに置くのもいいですね。ただし蛍光灯は顔が青白くなるので要注意!白熱灯(オレンジのライト)のほうがキレイに写ります。白い下敷きで顔に反射させるのも手です。顔が明るくなります。

背景も注意しましょう。なるべくモノが写りこまないように!背景は単色のほうが人物が映えます。部屋の中なら何もない壁をバックにするか、布を貼るのもいいですね。よく見かけるのが、関係のない人と一緒に写っているスナップや集合写真です。これもやめましょう。

ピンボケには気をつけて!


4.その他

写真を現像(プリントアウト)して送る際の注意点ですが、裏に名前を書くことを忘れずに。バンドなどで複数が写っている場合は、裏に必ずメンバーの名前・パートを書いておきましょう。





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