必勝オーディション!ディレクターの耳にひっかかるデモテープの作り方


その4 ダメなデモテープチェックシート

以下、ダメな例をあげますので、自分に当てはまるものはチェックしてみてください。チェックがゼロになってから応募しましょう。

□ ボーカリスト志望なのに、歌が聞こえにくい。
ポイント:何を聴いてもらいたいかをはっきりさせましょう

□ CD−Rが途中でエラーになる
ポイント:焼いた後は必ず最後まで聴いて確認しましょう。できれば複数のデッキで確認しましょう。

□ 字が汚くて読めない
ポイント:達筆である必要はありませんが、読む人の立場になって心を込めて書きましょう

□ プロフィールが言い訳だらけ
ポイント: 今日は調子が悪くて、とか、まだ練習中の曲で、とか・・・自分の納得できるものを送りましょう。

□ 曲数が多すぎる
ポイント:3〜5曲がベスト。できればタイプの違う曲を。光るものがある人は1曲聴けば分かるし、ない人は1000曲聴いても見つかりません。

□ イントロが長い
ポイント:Dは短い時間で判断したいので、歌の入りに神経を集中させます。イントロが長いとすごく疲れます。せいぜい8小節くらいにしておきましょう

□ アカペラ
ポイント:リズムや音程が分からないので、判断がしにくいです。よほど歌唱力に自信があればかえって目立つかもしれませんが・・・

□ アレンジやミックス、音質に力を入れすぎ
ポイント: 音はいいに越したことはありませんが、肝心の曲や歌がイマイチということがならないように。アレンジャーを目指すなら別ですが、歌や曲を第一に考えましょう。

□ 元アーティストのモノマネになっている
ポイント: いくら上手くてもモノマネは印象が悪いです。オリジナリティが大事です。

□ ぼそぼそ言ってて何を歌ってるのか分からない
ポイント:部屋で録音するとよく陥ります。遠慮がちな演奏は何も伝わりません。デモの録音くらいスタジオに行きましょう。

□ DTMを駆使して編集しまくっている
ポイント: ライブで再現できる程度の修正にしておきましょう。プロが聞けばバレます。

□ 曲のキーが合っていない
ポイント:好きなのは分かるが、レベルに合っていない歌は聴きづらいことこの上ありません。歌いたい曲と歌える曲は分けて考えましょう。

□ プロフィールの写真がプリクラ、または観光地の集合写真
ポイント: やる気と人間性を疑われます。

□ 連絡先が書いていない、または間違っている
ポイント: 連絡が取れないとどうしようもありません。

□ 録音レベルが異常に小さい。または曲によってバラバラ
ポイント:音が割れない程度になるべく大きく録音しましょう。2曲目から突然大きくなるのは嫌がらせ以外何者でもありません。

□ ノイズだらけ、または、ノイズしか聞こえない
ポイント:ノイズに神経質になる必要はありませんが、送る前にもう一度確認しましょう。

□ バンドで明らかに演奏能力が著しく低いメンバーがいる
ポイント:趣味のバンドなら別ですが、プロ志望なら、心を鬼にして切り捨てるのも優しさです。いずれトラブルになるのは目に見えていますから。

□ MDを、LPモードで録音している
ポイント: 再生できるデッキが少ないため。

□ 元アーティストのCD(歌入り)に合わせて歌っている
ポイント:声が混ざって判断できません。


その5〜デモ制作Q&A へ  


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