レコーディングとはご承知の通り、歌唱・演奏を記録（record）することです。
記録メディアがない時代は、音楽は生演奏（ライブ）で楽しむものでした。
ライブはその場にいなければ音楽を聴くことはできませんが、録音機器や記録メディアの登場により、音楽を録音することが可能になり、再生機器さえあれば、いつでも好きなときに聴く事ができるようになりました。作品として世に残すことが可能になったのです。（それまでは楽譜が作品でした）
なぜこのようなことを最初に申し上げたかと言いますと、レコーディングの作業において、レコーディングの意味と目的を理解しておくことが大事だからです。
レコーディングは取捨選択の作業です。良いレコーディングを行い、良い作品を作るには、意味や目的を見失わずに良いテイクを残すことが必要なのです。
>> レコーディングの目的
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