音楽活動完全マニュアル〜ライブ活動編

3 レコーディングの目的

ひとくちにレコーディングと言っても目的によってやり方が異なります。当然費用も変わってきます。目的に合わせて、スタジオや機材、予算を決めましょう。

大まかですが、下記のような目的に分けられると思います。

A:配布用デモテープ目的:友人知人に配ったり、ライブハウスで配ったりする音源

自分のPRのための音源ですから、リハーサルスタジオでの一発録音や簡単な機材を使っての自宅録音でも十分です。なるべきお金をかけずに済ませたいものです。

B:オーディション応募用目的:オーディションに応募するための音源

こちらもPR目的なので、リハーサルスタジオでの一発録音や自宅録音で十分です。ソロボーカルであれば、カラオケBOXのCD録音機能も便利ですね。
予算に余裕があれば、安いレコーディングスタジオでカラオケCDを持ち込んで、歌だけ録音するのもよいでしょう。アレンジャー(サウンドプロデューサー)を目指すのであれば別ですが、ボーカルやミュージシャン志望なら音質にこだわる必要はありません。

C:販売用デモCD目的:ライブハウスやホームページなど個人で販売するための音源

こちらは販売用つまり商品としての音源です。したがってある程度(価格に応じた)クオリティが求められます。
バンドであれば、レコーディングスタジオを利用することになるでしょう。歌がメインであれば、パソコンを使ってDTM(ディスクトップミュージック)をすれば、ある程度のクオリティの音質での録音が可能です。

D:販売用CD目的:流通を使ってショップで販売するための音源

こちらも販売目的ですが、CDショップに並べて販売をするものです。流通を使うことで全国のショップに並ぶことも可能です。したがってそれなりのクオリティが必要です。ある程度設備の整ったレコーディングスタジオで録音をすることになります。機材とノウハウがあれば自宅録音でも可能です。

今回は主にC、Dが目的のレコーディングスタジオを利用した録音の流れをお話したいと思います。

>> レコーディングの流れ


レコーディング編

1 レコーディングスタジオを探す! 2 いよいよレコーディング当日

・レコーディングとは
・レコーディングの目的
・レコーディングの流れ
・失敗しないスタジオ選び
・予約しよう
・打ち合わせのポイント
・楽曲の選び方

・当日までに準備すること
・.当日の流れ 〜セッティング
・録音〜 最高のテイクを残そう
・トラックダウンとマスタリング


ライブ活動編
トップページへ戻る
プロアーティストコース ベーシックコース 無料体験 ボーカルスクール